<問題発見のための6つの質問>
・基本はWhyとHowです。
①なぜ、そうなるのか。(論理的)
②これから、どうするのか。(分析的)
③ほかに、なにかないか。(多角的)
④どうすれば、可能になるか。(建設的)
⑤本当に、これでよいのか。(破壊的)
⑥なにか、おかしくないか。(懐疑的)
・この質問は提案作成、受注条件、進行管理などひとつのまとまった仕事の内容に問題はないか、抜けているところはないかの確認、チェックリストにもなります。
トヨタのかんばん方式の問題発見のコンセプトはムリ、ムダ、ムラの徹底排除なのです。
・問題発見、課題抽出はこれまでの経験に負うところが大きいですが、そこに感性が働かないと見過ごしや失敗に繋がってしまいます。
アンテナを張り、情報を切り取ってそこにWhyとHowを繰り返してこそ感性が磨かれるのです。
・何をすればよいのかということに腐心するあまり、どうすればよいのかが横におかれているのが昨今の傾向のような気がします。
<ポートフォリオ・マネジメント(PPM)>
・経営コンサルタントとして世界的に有名なボストンコンサルティングとマッキンゼーが、米国のGEの事業再編を推し進めるうえでのポイントとなったマネジメント手法です。
今でも、多くの企業が中長期計画策定における事業の選択と集中の基本戦略に応用しています。
・本来は情報等の要素分析や検討が加わる経営学、統計学の専門的なところがありますが、そのエッセンスは以下の図のようになります。事業、商品どの枠に入るのか。

以 上