・瀧澤さんが6月をもって退職されることになりました。創業から営業の大黒柱として当社を支えてこられた方であり、真に残念でなりません。
しかし、これも当人自らの将来設計から決断されたものと思慮し、新たな境地での活躍を期待するばかりです。
・そこで、私なりに瀧澤さんのこれまで印象に残ったこと、感心したことなど少し垣間見てみようと思います。
営業活動の実際の場面を知見していないため、想定の域を出ませんが、仕事の進め方、コミュニケ対応、報連相等の端々に多くの示唆がありました。
・皆さんが“瀧澤さんならこうするだろうか”と振返る時が必ずや来ると思います。
営業の基本に沿って、その辺を少しではありますが整理してみましたので、参考に供します。
・さて、整理するに当って、営業活動の依って立つところは「顧客価値を上げること」に尽きるのではないでしょうか。
活動周辺の悲喜交々もこれを軸に回っているような気がします。
ハウツー物が氾濫する中で、その底辺にある次の3つの要素が大事であると言われています。

・そこで、上図との関連で瀧澤さんの活動をまとめてみました。
1 スタンス、姿勢 ―→ プロへの道筋がしっかりと出来ています。
・自分のミッションに対し自分のポジションで何をしなければならないかのスタンスを明確に理解、認識して、キチンとしたスケジュール管理のもと仕事をこなしています。
そこには自分なりの適切なスタイルが作ってあります。
・目新しい手法や殺し文句を使ってのやり方ではなく、過去のいろいろな状況を乗り越えてきた経験をいかに自分のノウハウとして取り込み、適用してきたが強みなのです。
そして、自分の能力の可能性をどんどん拡げていっています。
・どうしても状況に振回されるのが、常です。
従って、知識やスキルをうまく使うにはこのような働くうえでの軸足となる根っこを創っていくことが大切なのです。
*続きは次回にします。“人は人によって磨かれるのです。
”ちょっと解らないことがあれば、いろいろ苦労するより身近にいる先輩、同僚に聞くのが一番手っ取り早いでしょう。
教える方も気持ちの良いものです。人と人の触れ合いを大切に。
以 上