・ご承知の通りインターネットの普及期が過ぎ、広告においても先行利得、差別化が難しくなり、益々競争が激しくなってきています。
得意先が意図する目的を達成するには、しっかりとした情報交換、共有による的確な状況対応と継続的、適切なサービスにより商品の質を向上させていくことがなくてはなりません。
・電車はレール(情報共有による信頼関係)がなければ走りません。
また、メンテナンス(サービス)を怠れば順調な走行が困難になります。
その意味で、前回の続きとなる以下の2. 3. は一体的と理解してもよいでしょう。
2 システムのあり方 ―→ 情報伝達、情報共有を通じて信頼関係を創っています。
・常にアンテナを張り有用な情報を先手、先手で相手に伝えると共に、そこに知恵と工夫を加えていくにより、“そこまで考えてくれているのか。
”という人間関係が積重なって得意先との強固な信頼関係を築いていっているように思います。
・商品の受注からそれが目的を達成するまでの一連の営業活動には情報(コミュニケーション)のやり取りが必ずあり、それを基本行動として継続、日常化(システム化)しているということです。
・勿論、そこには知識、経験を踏まえたスキルがあり、積極的な観察と柔軟な状況判断力を伴ってこそ効果的な情報提供となります。
こちらからの情報提供があるから相手も返してくるのです。
その中で、相手の反応をみながら本当に伝わったかどうかがわかり、実践したことへの自信につながるのです。
3 サービスの考え方 ―→ 細かな配慮、心づかいを常に実行しています。
・まさに相手の立場に立ってウェブ広告のプロセスが適切に働き、モジュール化やインターネットそのものの知識充実に役立つように、要は説明書代わりになる解り易いサービスに心掛けていることが日頃の電話等から伝わってきます。
サービス・プロバイダと言ってもよいほどの熟練した配慮が伺われます。
・情報提供が成果への具体的な施策のバックアップや判断に役立つものとすると、サービスは商品周辺の効用や満足を高める形のないフォローといえます。
そのポイントは相手を尊重することであり、“考える”というステップをパスしてはいけません。
少しのサービスが案外顧客の記憶に残っていることは、皆さんも経験されているでしょう。
・一般的に、サービスは在庫の積み増しがないものと言われていますが、営業活動全般にスムースな流れをつくり、安心して任せられる雰囲気をつくるためのステップになり、このサービスがコンサルティングに昇華するようになれば、完成の域と言えるではないでしょうか。
*以上、“ホメ過ぎ”になったかもしれませんが、瀧澤さんのように「こういった時は、こうしたほうが良い。」などのスキル、ノウハウを直接伝えてくれる方がまた一人いなくなります。
これからは、皆さんが留意してお互い助言、支援していくことに心掛けて自からの能力向上に努めましょう。
以 上