前回は株主総会出席の感想でしたが、今回は以下のとおりです。
2 社会保険事務所訪問
(1)訪問の主旨
・とうとう私にも「年金特別便」が送付されてきました。
第1陣の納付期間不明や氏名のつき合せ等訂正を要すると思われる対象者が終了し、近時送付した第2陣は現在年金受給者に対してであり、これに該当したためです。
最後に、まだ受給資格のない勤務中の皆さんに送付され、これまでの納付期間(転職や事業所異動に合わせたそれぞれの期間)のチェックとなります。
・私の場合、全く問題はなかったので確認書の郵送でことは済んだのですが、家内の納付状況も併せていろいろ質問したいことがあり、管轄事務所に行きました。
(2)待ち時間と相談
・11時頃に訪問したところ40ほどの相談ブースがあったのですが、高齢者で溢れておりなんと約3時間待ちの状況でした。
今年中に送付、相談が出来る体制を整えたいとの政治的要請からきていることは理解します。
しかし、どこの世界に3時間も待たせるところがあるでしょうか。
既に、ここで受給者の年金周辺に対する感情が悪くなるのは間違いありません。(食事や買物で時間を潰しました)
・案内係や相談員に悪態をつく声も、少なからず聞こえてきました。
なにはともあれ、役所より優位の立場を得た時の珍しいケースとも言えるでしょう。
(3)今後の対応
・転職の多い人や中小企業の中には、控除洩れや未納付期間があったことも事実であり、会社も悪いところがあったのです。
私共はお互い不適切さを指摘することで溜飲を下げるのではなく、年金が順調に運営されていくことを望んでいるのです。
・その下限は定期的に支払った期間、額等必要項目の状況を2~3年毎に本人に報告する仕組みをつくることではないでしょうか。
そこでチェックすれば、何十年前のことを掘り起こす必要もないでしょう。金融機関、損保にお金を預けた場合、1年に1度は必ず何らかの報告、通知があり、それが常識です。
高齢者を怒らせると、怖いですよ。
(4)皆さんに一言(まだ若いので、関心はほとんどないでしょうが)
①年金制度は無くならない。――将来制度崩壊があるので納付しない人(納付率も下がっている)もいますが、そんな国は聞いたことがありません。
老後のために毎月貯蓄することができますか。給与控除と会社負担があってこそ自然に原資ができるのです。
②記録を残そう。――今問題点の1つは納付期間の証拠が希薄なことです。
感情に訴える部分は否定しませんが、何か記録となるものがあればチェック、提供できます。
面倒ですが、毎月の給与明細を保持又は手帳に記録することをお勧めします。
・週刊誌的なマスコミのポピュリズムに扇動されてはなりませんね。
以 上