・まずは、先輩、同僚に仕事の話を積極的にしていますか。
ちょっとしたことでも、もっと言えば仕事に関係ないことでもかまいません。
とりわけ、聞いてみたいこと、教えてほしい時には自分から仕掛けないと次第に、気づかないうちに、閉じこもった見方や行動になりがちです。
更に進めると、日常業務のポイント、ポイントで社長(上司)に報告していますか。
・ビジネスでは「要求に応じる」「問題を解決する」という価値にあるシーンに対し、「どこが問題なのか」「解決するためには何が必要か」を追及することになります。
これを、お手のものとして実践されているのが皆さんです。
・その仕上げのためにも、他の人に関連することを聞いてもらう、意見やコメントをもらって進めていくと、確信の度合が上がります。
また、余計なストレスを溜め込まないためにも大いに話、雑談をしましょう。
“箴言、諫言してくれる上司(先輩)、同僚、部下を持て”の格言に通じるような気がします。
・当社の場合、どうしても属人的要素が色濃く残っており、このような場面が少なく感じますが、慣れの問題だけです。
全体が勤続の短い方ばかりになったことや3つの事業展開の中で、お互いの気持ちが通じ合う良い雰囲気と慣習(組織環境)は皆さんが作っていくことになるのです。
それが現場なのです。
・以上は仕事の情報収集やヒントとなり、ベースとなるものですが、一方現場は手法、スキル向上の場でもあります。
すなわち、「スキル(技能)の井戸を掘る」努力を怠ってはならないのです。
自己が強くなっていかないと軸がブレます。課題に対し相手先を説得、納得させることが容易ではありません。
・そして、良い井戸にするためのポイントを3つほど参考に記しておきます。
①どうしましょうかの指示待ちメッセンジャーばかりになってはいけない。
問題提起されることは掘るチャンスでもあります。事実を分析したり自分の考えをまとめたりしていく解決への経験がノウハウになって積み上がっていくのです。
②少し視野を拡げてみると、合理的な解決策がみつかるかもしれません。冷静に観察することでもあり、大切です。
③業務領域や担当周辺業務を少しずつ拡げていくと、自分の仕事が案外円滑に進むものです。
これが次第に身につくといろいろな応用がきくようになります。
・井戸をしっかり掘っていくと、“なんとかなる。”のか、“どうにもならない。”のかの見極めをつけることが出来るようになります。
インターネット広告は次々と新しい技術や手法などが日進月歩に展開していくことから、単純な井戸掘りではありませんが、その積み重ねの差はあっという間に大きくなっています。
*「今の自分」をベストに!!
以 上