・朝礼で杉本君が商品そのものに競争力がない場合、いかに付加価値をつけて提案等をするかが大事であり、決め手となるかの話をされた。
そこで、商品の競争モデルの1つとして一般的に理解されている商品サイクルのことを少し表記しておきたい。(豆知識)
・技術的優位性のある商品、新しいビジネスモデルからの商品、先行利得のある革新的商品などは、概ね次のような経過段階を辿ると言われています。

①技術等優位期
・競合相手も殆んどなく、取引先需要が活発になって売上、利益共急激に増大が続いて行く成長著しい時期。
②価格競争期
・後発でも十分利益がでるということで、競合相手が多くなり、商品に差別化が難しくなると供給過多から価格競争に突入して収益低下の時期。
③サービス満足期
・普及化した商品に対し価格面での競争も限界にきて、次に強化するのはサービスとなる。
商品周辺を含めたシステム的サービス、バックアップサービスなどの付加価値によって得意先満足度を高めるかの時期。
・そして、一定の収益を確保していける安定的基盤を構成するロングライフ商品として定着する努力が求められます。
・当社の広告事業は既にサービス期の真ん中にあって厳しい競争の中にあるが、このモデルとの違いはまだ右肩上がりの要素があることです。
また、これはその期の代表的言葉で表現したのであって、もっと訴求すべき技能面、やり方もあるでしょう。
価格面で折り合わなければならない場合もあるでしょう。
いずれにしても、そのキィワードは「信 頼性」なのです。
以 上