・現代社会は益々変化の激しい環境、情勢になっています。
ビジネスにおいてもいかに迅速な対応、先手を打てるかがポイントになっており、経営全般にスピードが中心軸に位置するようになっていることは周知の通りです。
一昔前のようなそのうち時間が解決してくれるといった問題はほとんどなく、とりわけインターネット関連業界は「スピード第一」と言ってもよいでしょう。
・当社の場合、役職上司は社長のみとなり、その業務範囲は一挙に拡大しました。
そこでは、多くの課題解決や高い目標達成に対して効率よく成果を出していくために、スピードあるテキパキとした言動と判断が強く求められています。
しかし、物理的にどうしても担当者の皆さんに任せざるを得ない場面が、増えてきていると思います。
従って、それを手助けするスピードを心得た仕事の進め方をする必要があります。
・そこで、皆さんの立場からスピードで大事なことを次に3つほど列記してみました。
(1)即断即決
・限られた時間内に集中的に取組む仕事はスピードと質の双方を高めることができます。
上司とのやり取りの中で、結論を早くする即断即決の流れが大切になってきます。
・そして、事実に基づいた具体的な指摘や何が不足しているのかが解っていくことを通じて、適切な判断力が養われていきます。
判断力がつくと、実行していく方に重きを置くようになります。
併せて、詰めが甘くなることを避けるメリットも出てきます。
(2)細分化も忘れてはならない。
・スピード優先で“エイ、ヤァ”の決断をする場合もあると思います。
しかし、常に大雑把ではベストの結論を実現していく確実性が弱まっていきます。
・上司は部下の全てに精通しているわけではありません。
大枠の結論には、すぐに出来るだけ細部を詰めて、次のステップに進めていく習慣をつけていきます。
“鉄は熱いうちに打て”に通じるのです。
ポイントは「誰が」「何を」「いつまでに」が明確になっていることです。
(3)コミュニケーション
・相手先担当者は勿論、上司、同僚とのコミュニケを重ねて仕事をスムースにしていくことは、間接的にスピードアップに繋がっているのです。
何げない話題交換で終わる時もありますが、良好なコミュニケを保持するためには応答に対するタタキ台をそれなりに頭の中で準備していることが多いのです。
・これは、仕事のプロセスにおいてロジックの組み立ての訓練にもなっています。
“考える”ということが鍛えられるのです。
*仕事力=体力×気力×能力
以 上