・2008年は、まもなく終わろうとしています。いろいろな事がありましたが、あっという間に走り抜けた1年の感がします。
今年は当社にとってまさに「激動の年」であり、世の中も金融危機から景況感は一変してしまいました。
・皆さんは「第2の創業期」との位置づけの基に、この荒波に向かってひたすらに突き進み、仕事をこなす行動で示してきました。
お陰さまで、この基礎固めの第1歩に踏み込めて、明るい兆しが見えてきたと言えるのではないでしょうか。
また、この中で自らの能力を確実に磨き、成長されていったと思慮しているところです。
改めて、皆さんの厳然たるご努力と頑張りに感謝申し上げます。
・この1年を振り返ってみますと、諸般の事情から今年の上場を断念して出発しましたが、まず広告事業は当社の屋台骨であり、要員の大幅変動によく耐えて見事な成果を上げました(第5期は前年実績を上回る売上達成)。
基盤強化の命題に対し、今後に向けての力強さが出てきました。
・メディア事業の不動産サイトは精力的な新規開拓により粗利200万円超を稼ぐ月次が多くなるまでに伸長し、十分自立した事業として着実性、安定性が出てきました。
EC事業は新商品投入、流行対応等ステップアップの難しさから逓減傾向となり、来月を目途に終業を決断しました。
しかし、これまでの貢献は決して少なくなく、本当にご苦労さまでした。
そして、次の新規事業として見込みの濃いサイトメンテを立ち上げたので、大いに期待しています。
勿論、皆で応援しましょう。
・ところで、創業期の人がすっかり居なくなり、今全く新しい会社としてスタートしたような気持ちになっています(社長のお子さんも家族として新しい息吹が加わりました)。
このような時は、いかに皆さんがまとまり、力を合わせて目指すべき方向にベクトルを揃えるかが肝要です。
そのバックボーンとなるのが10月に説明をうけた、改めて上場を目指す「中期経営計画」です。
・これを実現するためには各自に与えられたミッションを完遂し、社長をいかに支援するかが要諦です。
そして、そこでの仕事に充実感を持つことが出来れば、経営計画が意義あるものになるのです。
目指す方向の明確性は自由な環境が機能すると言います。
・また、当社は要員数からすると会社全体が1つのチームと言ってよいでしょう。
すなわち、現状の決して予断を許さない営業環境にあっては、気概のあるチームワークが成長の継続性を保持する上で大切です。
・最後になりましたが、皆さんとご家族のご健勝を祈念し、来年初出勤には元気な姿を見せて頂きますことを楽しみにしております。
“今年はいろいろお世話になりました。来年もよろしくお願いします。”
平 石