・今年最初から硬い話もなんですから、正月休みの枕もとで読んだ本、冊子の中に田辺聖子女史の人生訓めいたものがありましたので、これをビジネスの方にもじってみました。
・閑話=雑談ですので感じ方はそれぞれ異なり、“なるほど”から“そんなバカな”までいろいろあって当然です。
軽く読み流して下さい。
(仕事のうえでの輝きは)
・30代の方、21、2才ころよりずっと生活のうえでも、仕事のうえにおいても大人になった、強くなったと思えませんか。のほほんと過ごしてきたわけではありませんよね。
・人間の器量は何も武将や政治家のための言葉ではありません。
仕事を自分の懐に入れ、ものにしていくときも、それだけの器量が要るのです。
・キャリアは年齢に限りません。
若くして才能のある人もいます。相手の立場と思いやりをもって、誠実に接することに努力しない人は年齢を重ねてもキャリアとは言いません。
(天と地の差になって)
・値打ちのわからない人にずっと係わっていてはいけません。
・ご機嫌の悪い時は、そっとしておきましょう。いろいろいじくると、前より悪くなったりします。
フリコは必ず戻ってくるのです。
・ボタンのかけ違いは早く直さないと、どこまでもかけ違いの手順になってしまいます。
・相手先との信頼は固定化したものではありません。
いくら厚いといってもバランスのうえに支えられています。
その崩れは予測できないだけに、一瞬一瞬が大事なのです。
(仕事を終わらせないために)
・相手先と一緒に笑っている時は安心の関係にあるが、いいわけ(弁解)をした時が不安、ひびわれの始まりとなりかねないのです。
・“なんで、あんなことを言ったのだろう”とならない一歩手前の感度を持つことです。
追い詰めて得をすることはありません。
・「ビジネス」と「人間の気持」の約束は違います。
気持だけの約束はこちらの考えていることを察してくれることにはならないのです。
(過ぎゆく時に)
・怒ることは難しい。あとの手当や始末にエネルギーが要るからです。
しかし、自分のやりたいことを伝えるために、叫んだほうが得することもあるのです。
・“~タラ”はだめです。あれをしていたら、これだったらが、人間をダラクさせるのです。
あれもこれも明日で日は過ぎます。それでも一日一日が充実、楽しいなら良いのです。
・緊張のしっぱなしの仕事、生活はよくありません。
時々、だらけなくては。面白がる精神を失ってはいけません。
以 上~仕事はいつも何かを発見し、考えて、会得していく未知への旅なのです!~
閑話休題