・ 経済の成長路線の先行き不安から、株が乱高下しています。
・ 株の下支えは言うまでもなく、企業の業績見通しと雇用情勢の2つが大きく
影響します。
・ 単純化すると、 [ 雇用情勢の厳しさ ] ———→ [ 消費が盛り上がらない ]
↑ ↓
[ 企業業績の行方が不透明 ]
のシナリオが浮かぶのです。
・ ところで、いわゆる中間所得者層の拡大と充実は国の安定に寄与し、消費を
牽引する中心(ボリュームゾーン)にあります。
・ GDPの6割近くを占める個人消費の回復においても、この層の不安を取り除く
気分、姿勢にさせることがなくてはなりません。
・ 大衆受けしないためか、どうもこの層に期待を持たせる局面、政策の見通しが
みえてこないね、って感じます。消費者心理の悪化は、景気を重症にしかねま
せん。
(オバマ大統領も中間層の建て直しをする一連の措置を提案しているそうです)