⇒ 前回からの続き
- ところで、戦略思考での有名な手法の1つに、PPM(ポートフォリオ・
プロダクト・マネジメント)があります。
米国のGEが事業再編を押し進めるうえで経営資源の最適化を求め、開発
されたマネジメント手法です。
- 今でも多くの企業が、中長期経営計画策定における事業の選択と集中の
基本戦略に応用しています。
- 本来は情報等の要素分析や検討が加わる経営学、統計学の専門的な面が
あるそうで、複雑なのでしょうが…
- しかし、我々が知っているのはエッセンスである下図のマトリックス
(4つの窓)です。
- 販売における重要な2つの指標の組合せから、戦略のために有効な
分析であることは何となく解ります。
- それは、①多くの要素が簡素化されて、可視化できていること
②現状把握がスッキリしていて、課題がみつけやすい
利点があります。難しく考えなければ、使い途は広そうですね。
- 例えば、簡単な分析にも使えます。
- 現実を見つめるうえで、使い勝手がよく、客観性、納得性が高まります。
- ただ、これで満足するのではなく、ここから課題を多く引っ張りだし、
(心理学の「ショバリの窓」も4つの窓方式)